日常のライディングとセッティング
自分のmotorcycle、おそらくtwin-engineタイプのmotorcycleを選ばれた事でしょうが、ガス欠(ガソリンのゼロでengineが止まる事)に一番気を使わなければならないでしょう。
普段、自宅付近でライディングを楽しむ程度ならば、既にmotorcycleのタンクのガソリンで、自宅へ帰る事は容易いでしょうが、
高速道路を利用したツーリングを楽しむと、どのライダーも気が付きますが、燃費が、かなり悪くなる事があります、
つまり、高速道路を利用すると、平均速度やengineの回転数が普段のライディング時よりも、早く高くなる為、早め早めの給油が必要です。
知らない場所へのツーリングの場合、ガソリンが残り半分程度まで減っている場合は、ガソリンスタンドが有れば、立ち寄り給油しなければなりません。
地域が変わったり(州や県)すると、急にガソリンスタンドを見かけなくなったら、おそるおそるmotorcycleのタンクを気にする事になります。
或いは、災害などで、思わぬ通行止めやツーリングルートの変更を余儀なくする場合、かなり残りのガソリンの量は重要です。
ビギナーライダーばかりの片道300km以上の長距離ツーリングも避けるべきです。急な悪天候になると、ウェッエット路面の状況でのライディングになり、
雨天でのブレーキングに不慣れだと、楽しいツーリングにはならない事でしょう。
motorcycle用のカッパは携帯すべきでしょうが、カッパを着用してまでのツーリングは、誰もが煩わしい事でしょう。
ビギナーライダーは、5~10km程度の範囲で、図書館やスーパーへ行く事から始めて、ライディングスクールに参加したりしながら、
ビギナー脱却を目指し、グループのツーリング参加をするべきです。
自分の愛車に乗るのに恐怖感がある方は、ペーパードライバーとして教習所へ行き、教習所のmotorcycleで慣れるまでしばらくライディングを楽しむといいです。
交通量の多い公道へmotorcycleで出かける事に恐怖感があるうちは、積極的に教習所のmotorcycleを利用すると無理なく楽しめる様になると思います。
また、男性ライダーは、ビギナーのツーリングに参加して、女性と知り合うきっかけにすると良いと思います。
◎ motorcycleは、女性・男性とも脳が活性化する一番よい趣味と医学的に実証されている。
(アドレナリンに似た多くの脳内化学伝達物質が放出される。)
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ここで一句、
" ガス欠は 残りの道のり 台無しだ "
" ガス欠は Uターンするか リタイヤだ "
" ガス欠は 飲み水なければ ミイラちゃん "
" ガス欠は 気温低けりゃ 冷凍保存 "
さて、セッティングについてですが、ここではいわゆるカスタムに近い話にしましょう。
ホイール、サスペンション(サス)、ステアリングダンパー、タイヤが変わると見た目も走りも変わります。
タイヤについては、ライダーによっては銘柄(メーカー)にこだわる方もいます。
一般的には、スポーツタイプには、よりハイグリップタイヤ。市街地走行や長距離ツーリングの多い車種はロングラン(ロングライフ)タイヤを選択しますが、
同じ車種でも、ライダーにより好みや走り方の違いからタイヤを選ぶようです。
ハイグリップタイヤについては、一昔前のソフトタイプに比較して、ここ最近のハイグリップタイヤのハードタイプのグリップ力と同じくらいで、
1,000~3,000km以上はロングラン(耐久性)に優れています。つまりランニングコストの面で優れています。
ここで一句、
" タイヤ変われば 走り良し タイヤ変われば 気分良し "
" スリップサイン スリップサイン 転倒予防の 目印だ "
" ハイテクは スピード感を失うよ "
" つるつるタイヤ 溝なしタイヤ お前は良くても 俺らは迷惑 "
一日のライディング時間は、だいたい2~3時間ぐらいがベター。
あまりに長時間の独りライディングは、避けた方が無難だろう。タンデムしている場合や、パートナーとのライディングは、あまり2~3時間にこだわる必要はないと思われるが、
多くの女性から、
”家の事も手伝わないで、男性グループだけで、一日中走り続ける事は辞めて欲しい。”
”5時間も8時間も、毎週走るの辞めてよ。”
との意見は無視できない。長くmotorcycleを楽しむ為には、何事もバランスを肝に銘じておきたい。
数十キロ走ったら、あまり自宅から離れすぎないルートを選択していれば、急に、帰って来て欲しい。と言った連絡にも応えられるし、
急な悪天候に見舞われても、ジャケットがずぶ濡れになる事も避けられる。
ここで一句、
"長旅は 周りの家族に 大迷惑"
"ライディング 絶好調は ほどほどに"
"すぐ帰れ かわいい 彼女が待っている"
"スリップサイン 家族のスリップ 禁物だ"
"留守走行 お前の代わりに 女が絶頂"
"海賊避難 魔の手をさけるにゃ タンデム走行"
"失格だ その子は その子も 別家だ"
"ライディング 爽快感も 別々か"
"ラブラブか がっちり家庭か タンデム走行"
"美女100人 嫌になったら ルート変更"
"快感か 乗ってみようよ ツインエンジン"
"トルクフル シャープ走行 ツインエンジン"
"立ち上がり ツイン鼓動が 快楽へいざなう"
サスペンションは、路面の追従性を良くする。 と、言われますが、良いサスペンションとは、滑らかに動きタイヤと路面が常に密着した状態を保つ性能とも言えます。
更に、ブレーキング時は、motorcycleの車重が、フロントフォークに、フロントフォークからタイヤ、タイヤから路面へと伝わります。
この時、車重200kg、速度100km/hの時に、おおよそかかる力(エネルギー)は、
e = mc^ (エネルギー=速さ×質量×質量)より、(^ = k × k)
e = 100km/h × 200kg × 200kg = 4000,000
また、何らかの方法で、車重が10kg軽く、同じ速度の時速100km/hの場合、
e = mc^ より、e = 100km/h × 190kg × 190kg = 3610,000
この力(エネルギー)を、主に、フロントフォークとタイヤがクッションの役割をするので、走行中に、フロントフォークが底突しないように、
スプリング・圧側・伸側を、なるべく柔らかくセッティングします。
(フロントフォークが、底突きした場合、すぐに転倒へとつながります。)
アクセルを開けると、エンジン側スプロケットからドライブチェーン、そしてリヤスプロケット・ホイール・タイヤへと回転力が伝わりますが、
この時、ホイールは、スイングアームまたは、フレーム、リヤサスペンションが、より路面をキャッチ、グリップしやすいように、ホイール・タイヤを
滑らかに動く事で、路面の追従性を増し、リヤの加重な抜ける事無く、路面へとエンジンパワーを伝えていきます。
もちろん、長年言われているように、タイヤの性能で、かなりこの関係は変わってくると思います。
より滑らかに動くサスペンションとして、オーリンズサスペンションへとカスタムするライダーが多い事も納得できます。
フロントサスペンションよりも、リヤサスペンションをカスタムする方が、走った感じは向上しますが、
フロントフォークをカスタムする方が、見た目でかなり目立つので、よりカスタム感が増し、古今東西、ライダーの心をくすぐります。
ちなみに、アクセルを開けるとリヤサスが縮み、アクセルを戻すとリヤサスは伸びる方向へと動きます。
フロントフォークは、ブレーキング時に役割が多く、リヤサスペンションは、加速する時に役割が多いのが特徴です。
路面に大きなギャップや、うねりが有ると、フロント・リヤのサスペンションも大きな役割を果たします。
ホイールを軽くする事は、手っ取り早く効果が期待できるようです。
と言うのも、ライダーやフレームを軽くする事よりも、回転する物を軽量化する事で、科学的に効果があります。
例えば、ホイールの重量が1kmg軽量化出来た場合、時速100km/hで走行した場合を考えると、
e = mc^ より、
ノーマルホイール: e = 100km/h × 7kg × 7kg = 4,900
カスタムホイール: e = 100km/h × 6kg × 6kg = 3,600
スピードが時速150km/hがの場合は、
ノーマルホイール: e = 150km/h × 7kg × 7kg = 7,350
カスタムホイール: e = 150km/h × 6kg × 6kg = 5,400
この計算より分かる事は、停止、減速する時の力に関係する為、より軽量なカスタムホイールは、計算上は制動距離が短くなる。
また、アクセルを開けた時の加速が鋭くなる傾向に改良する事が出来ます。
回転する部品と言えば、ホイールの他に、スプロケットやドライブチェーン、タイヤが有るので、
この回転するパーツ又は部品を軽量化すると、より鋭い加速感と、より安全に走行する為の制動距離の短縮につながります。
一般ユーザーにとって、エンジン内部の回転するパーツや、動作するパーツを軽量化する事は不可能なので、
市販されているホーイール、スプロケット、ドライブチェーン、のカスタムパーツとの交換になると思います。
まとめとして、ライダーの体重を減量するよりも、motorcycleの車重を軽量化する方が、物理学的により効果がある。
しかし、motorcycleの中でも、特に回転するパーツを軽量化する方が、効果がある。
また、回転する物には、その回転する方向の逆向きにジャイロ効果の力が加わる。
モトクロスのジャンプで、プロフェッショナルのレーサーが、離陸する前に頭の中で計算したイメージよりもフロント側が上がればリヤブレーキ、
フトント側が下がればアクセルをかけリヤタイヤを回して、ジャイロ効果を利用して、車体の姿勢を微妙にコントロールしているのが分かります。
ファクトリーチームが出場しているレース車両で採用されている、サスペンション、ホイール、スプロケット、
タイヤなどを確認しながら、レース観戦するのも、楽しみの一つですね。
motoGP、supercross、ama supercrossなどで検索すると、プロフェッショナルが、motorcycleを自在にコントロールする様子が伺えます。
e=mc^ は、motorcycleだけでなく、身近なスポーツで例えると分かりやすく体感できます。
バスケットボールとバレーボールの重さはかなりの差がありますが、同じ速度でパス(キャッチボール)した場合、
バスケットボールの方が、ずっしりと手に重さが伝わります。もともとバレーボールは、トス、レシーブ、アッタックするものなのでバスケットボールよりも軽く
もしも、バスケットボールで同じことをしてしまうと、トス、レシーブ、アッタックの度にどこかが骨折する可能性もあります。
e=mc^
e = 60km/h × 5 × 5 = 1500
e = 60km/h × 1 × 1 = 60
もし、バスケットボールがバレーボールよりも5倍の重さだった場合で同じスピードでパスを受け止めるとかなりのエネルギー差があります。
motorcycleや自動車の重量の場合で考えると、やはり車重が、物理的に軽い方が制動距離が短くなりますし、同じ最高出力でも加速が良くなります。
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